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積水ハウスに関する悪い評判・口コミを、わが家のデータで分析していきます。

特に、この記事では、積水ハウスの評判・口コミの中でもよく見聞きする「積水ハウスの住宅は高い」という悪い評判にスポットを当てています。

別記事でも一味違う分析を行っていますので、参考にしてみてください。
参考記事
積水ハウスを丸裸に!積水ハウス坪単価を3人分の請求書を使って3つのパターンで徹底分析

私自身「積水ハウスの住宅は高い」というイメージを強く抱いていたため、家づくり当初は全く視野に入れていませんでした・・・

果たして、この評判は本当なのでしょうか?
拙い分析ですが、評判・口コミを見聞きしただけでは分かりえない真実をお伝えできればと思います。

わが家の総支払額 おさらい


まずは、わが家の総費用をもとに坪単価を計算していこうと思います。

私がマイホームに払った総額は、すべて合わせると・・・

① 34,686,400円
となりました。この約3500万円に土地代は含まれていません。
参考記事
「家に帰れば、積水ハウス」を手に入れるために支払ったわが家の総費用をレポート

これをもとに建坪40.94坪のわが家の坪単価を計算すると、

847,249円/坪
となります。坪単価85万円は、確かにかなり高い部類になりますよね。

さらに、私が支払うお金の総額という意味で考えるならば、住宅ローンの金利も該当します。わが家は変動金利のため、今後の金利状況により総支払額は変化しますが、仮に現在の金利のままで、かつ35年間繰り上げ返済しないという条件で総額を算出すると、

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という総支払額になります。

この総額約4100万円をもとに、坪単価を計算すると
1,008,093円/坪
となるのです。
なんと驚き、坪単価100万円オーバーになってしまいました。

しかし、この総支払額には、積水ハウス以外の会社や銀行、手続きに掛かった手数料など支払った金額が加算されており、一般的に言われる坪単価とは大きく違っています。

一般的に言われる坪単価は、純粋に施工会社(わが家では積水ハウス)へ支払われたお金の総額をもとに坪数で割った値を指します。

そこで、積水ハウス以外に支払われたお金を差し引いた金額をもとに、坪単価を算出してみようと思います。

積水ハウスに支払った総額をもとにした坪単価


まずは、マイホームを建てるにあたり、積水ハウス以外の会社に支払った金額と目的をまとめてみます。
それがこちらです。

積水以外

これらを、総支払額①から、差し引いた額が・・・
② 30,738,400円
です。この額を基準に坪単価を計算してみると・・・
750,815円/坪
となります。

こちらが一般的に言われる坪単価の計算方法であり、またわが家の坪単価も一般的に紹介されている積水ハウスの坪単価の値に近いものになっています。

確かに、この坪単価「約75万円」は高い部類に入るのかもしれません。

しかし、ここで終わってしまったら面白くありませんので、当ブログではもう少し突っ込んで分析を続けてみたいと思います。

さて、ここで注目したいのが、この総支払額には、私の個人的な趣味部屋や思い切って導入した床暖房などのオプション、太陽光発電なども含まれていることです。これらを除いてみると、どうなるのでしょうか。

オプションを除いた総額をもとにした坪単価


わが家が付けたオプションの内容と、その金額は以下の通りになります。

オプション

この項目を注意深く見ていただくと、殆どが標準仕様をUPグレードすることにより発生した内容となっていることに気付きます。つまり、標準仕様の設備であれば、この項目の費用は抑えることができるのです。

さらに注目して欲しい点は、地盤改良費です。わが家の地盤改良費は約135万円掛かっていますが、家を建てる地盤によっては限りなく少額になっていきます。わが家は、もともと田んぼであった地盤がかなり弱い土地に家を建てたため、これほどの高額になっています。

そこで、これら家づくりにおいて必ず必要となる訳ではない費用を②から除いた総支払額を計算すると、
③ 22,670,180円

と一気に金額が下がります。
この額を基準に坪単価を計算してみると、

553,741円/坪
となります。

な・なんと・・・驚きの坪単価約55万円という結果にたどり着きました。坪単価55万円は、果たして高いのでしょうか。

坪単価55万円は、中堅メーカーと同程度額


調べてみると坪単価55万円は、中堅ハウスメーカーの中でも安い方であることが分かります。

とはいえ、安さを前面に出しているようなハウスメーカーには及びません。それでも、積水ハウスの坪単価が55万円と聞けば、「安い」と感じる方がいるのではないでしょうか。

さて、③の計算過程を見ていて、
「おいおい、せっかちパパさん。オプション額を引くのはやりすぎでは?」
と思っている方もいますよね。

しかし、果たしてオプション額を引くことは本当にやりすぎなのでしょうか。

積水ハウスの標準仕様はグレードが高い


これは、積水ハウスの良い評判に出てくるフレーズです。

そうなんです。積水ハウスの標準製品の質の高さは、住宅メーカーの中でも随一だと言われているのです。

私が積水ハウスの営業マンに伺った話では、
積水ハウスの商品は、お値段の高い・安いにかかわらず、同じ耐久性・補償内容・安全性を確保しています。」
というものでした。

つまり、他メーカーのようにお金を出せば、質が向上するということはなく、上がるのはデザイン性や利便性ということなのです。

積水ハウスの提供する標準仕様に納得がいくならば、③の坪単価55万円は決してやりすぎた計算結果ではなく十分可能な坪単価となるのです。

じゃあ、なぜ積水ハウスの坪単価は高いのか?


その答えは、積水ハウスに訪れる客層にあるのではないでしょうか。これは、私が打ち合わせ時に感じたことですが、積水ハウスに訪れる客層は他メーカーに比べ、お金を持っている高い年齢層なのではないでしょうか。

この話の根拠となるかは微妙ですが、積水ハウスの顧客平均単価は、約3600万円にもなるそうです。そうした方々は、オプションを様々追加していき、数百万~数千万と総支払額が向上していくわけです。

結果、積水ハウスの住宅の坪単価は高額だというデータにつながっていくのだと思います。


積水ハウスで家づくりを検討されている方へ

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分析してみて見えてきたこと。
それは、悪い意味で「積水ハウスは高い」と考えている方は、オプション選びで失敗してしまった方なのではないか、ということでした。

オプションは、追加すればするほどドンドン高額化していきます。これは積水ハウスに限ったことではありません。そのオプションに価格と同等以上の価値があるのかをしっかり見極めることが住宅の適正価格を手に入れる鍵になっているように思います。

標準仕様とオプションの差を見極めることこそが、積水ハウスの住宅が「高い」か、「安い」かを分ける要因なのではないでしょうか。

これから積水ハウスで家を建てた方が、必要以上に「積水ハウスの住宅は高い!」と感じてしまうことが無いように、家づくりに後悔を残さないように、この記事からヒントを得ていただけたのであれば幸いです。

さらに、新ブログではわが家の請求書に加え、3人分の請求書を使って積水ハウスの坪単価を分析した記事を書きました。そちらもこの記事以上に力を入れて書き上げましたので、見てみてください。
参考記事
積水ハウス坪単価を3人分の請求書を使って、徹底レポート

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コメント

コメント一覧

    • 1. ザク男爵
    • 2015年10月22日 23:31
    • さらにつっこむあたりがさすがですね。
      見極めにはマネーリテラシーと情報リテラシーが必要というやつですかね。
      私も精進したいです!!
    • 2. せっかちパパ
    • 2015年10月24日 20:52
    • >ザク男爵さん

      ありがとうございます!
      見極めは大切ですよね!!ザク男爵さんの記事は切り込み方が鋭いですよね。
      ただ情報を発信するだけではなく+αの情報があるととても魅力的だと思います。
      私こそ精進です。
    • 3. ダラシン
    • 2016年09月15日 11:46
    • いつも参考にさせてもらっています。
      見積もりの段階ですが。坪単価77万となってしまい諦めようかと思っています。
      見積もりは相当盛っている額なんでしょうか。
      担当の方もこれからすこし上がる程度ですと言っています。
      せっかちパパさんが買われた時期は材料費などいまより安かったのでしょうか。
      ちなみに紹介制度は使用しています。
    • 4. せっかちパパ
    • 2016年09月17日 07:46
    • >ダラシンさん
      コメントありがとうございます。
      見積もりの件ですが、確かに坪単価77万円だと高いですね。
      見積額は私の場合、初めの提示から100万円ほど上昇しましたが、その内訳は太陽光パネルが大きな要因でした。材料費は今と比べて安いということはありません。むしろ今のほうが円安が進んでいるため安いかもしれません。せっかく頂いた質問ですので、もう少し詳しくまとめた記事を作ろうと思いますので、またそちらもご参照ください。本日中には記事を作りたいと思います。遅れたらすみません。
    • 5. ガスパール
    • 2016年09月20日 06:44
    • 本来注文住宅は予算に合わせた家作りができるものですが積水ハウスはオプション追加やグレードアップで成り立っている会社です。是が非でも付けさせようとしてくるでしょう。そうでもしなければあれだけの広告宣伝、住宅展示場、各支店のショールーム、コンパニオン、顧客の要望に即応できるほど多くの営業マンやFP達を維持できません。
    • 6. せっかちパパ
    • 2016年09月22日 10:04
    • >ガスパールさん

      コメントありがとうございます。
      そうですね。私は積水ハウスに限らずだと思っていますが、基本的に企業利益を生むのはオプションなどが大きいのでしょうね。だからこそ、それが必要なものかを見極める必要性は大きいですよね。家作り時は金銭感覚崩壊しますし…
    • 7. ガスパール
    • 2016年09月22日 14:29
    • 大手のハウスメーカーはブランドを維持するため多額のコストかけてますからね。顧客の予算(身の丈)に合う家など作ってたら採算とれませんからね。私なんか大手に「家土地合わせて2400万円の家を建てたい、これは堅持したい」といったら相手にされませんでしたからね。でも今ではその営業マンに感謝してますよ。地元の工務店に頼んで予算内で建てられましたから。私が頼んだ工務店はオプションなど強引に勧めてくることはなかったです。多分それでも十分採算がとれるんでしょうね。もちろん欠陥住宅の心配もしましたが、耐震偽装の問題が社会問題になってからは法律が厳しくなって会社によって品質にバラツキがあることは極端に減ったんだそうです。ただコストを抑えてある分、様々な面で対応が遅いです。人気のある工務店なら尚更ですね。特に「俺は客だ!直ぐに対応しないなら他の会社にするぞっ‼︎」なんて言ってる人は大手の絶好のカモですから、「私達家族も協力するので理想の家作りを共に目指してくれませんか?」的な人向きですね。いっときますがせっかちパパさんのことじゃないですよ。ちなみに私は北海道札幌にあるリーベンホームの家作りブログを参考に家作りを進めました。
    • 8. せっかちパパ
    • 2016年09月24日 21:29
    • >ガスパールさん
      お返事ありがとうございます。
      家作りにおいて大手ハウスメーカーで家を建てることが決して正解ではないといういい例ですね。ガスパールさんのように、考え行動される方の言葉はとても価値があると思います。「リーベンホーム」の家作りブログ参考にさせていただきます。
    • 9. ガスパール
    • 2016年09月25日 07:10
    • こちらこそ返信ありがとうございます。せっかちパパさん、積水ハウスで建てたことが失敗だと言っているわけでは決してありませんからね。このような莫大なコストをかけている会社で家を建てる際には将来を見据えた自分の考えをしっかり持ち、営業マンとの交渉力がないと難しい。つまり家を買う前に勉強しておく必要があるということですよ。私は積水ハウスの工場とそこに隣接された積水ハウスだけの住宅展示場を見学に行ったことがあります。品質については間違いないと感じました。耐震実験室もみましたが地震対策のジョイント金具も独特のもので毎週震度7に襲われても住み続けられる家というのはあまりないと思います。次の世代に渡り長く住み続けるのでしたら間違いなくローコスト住宅よりランキングコストは抑えられるのではないでしょうか。
    • 10. せっかちパパ
    • 2016年09月25日 08:08
    • >ガスパールさん
      ありがとうございます。
      私自身積水ハウスに決めた一番の決め手は、まさに次世代に渡り長く住み続けるという点でした。子ども3人が全員男の子ですので、いつかこの家を継いでくれる存在になってくれると考え、2世代以上に渡って住み続けることができる家を目指しました。ガスパールさんの家づくりに対する思いが一連のコメントから伝わってきました。またよろしければ、ぜひ様々なご意見を頂けると嬉しいです。本当に価値あるコメントありがとうございました。
    • 11. ガスパール
    • 2016年09月29日 06:46
    • 元々大手ハウスメーカーは住宅部材をあらかじめ工場で大量生産し、良い物を安く提供することによって競争力をつけるのが目的だったはずです。しかし長引く不況とローコストハウスメーカーなどの参入で競争が激化し市場では生き残れなくなったため徹底したブランド化を推し進め差別化を図ったのです。つまり一生に一度の高い買い物は欠陥の心配のない安心できる大手ハウスメーカーへ頼みましょうという戦略にしたんですね。そして不況で金利がとても低いので銀行も沢山貸さないと儲かりませんから「自己資金が2割無い人には貸しません」などの自主規制も撤廃して「身の丈こえようが兎に角沢山貸して儲けなきゃ」に方針転換しました。それがまた追い風となって「総額では目玉が飛び出るほど高い家になりますが家賃並みの支払いとボーナス払いの併用で全然楽に手に入りますよ、自己資金が無くたって諸費用ローンもありますから全然大丈夫です」との営業手法をとってきたというわけですね。これから家を購入される人はこのへんを踏まえた上で交渉して下さい。
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