防潮堤・上道路②

私が住む静岡県では、浜松市の浜名湖入り口の東岸から天竜川西岸の約17.5キロメートルにわたって、防潮堤の整備を行っています。

防潮堤全容

出典:浜松市HPより
この防潮堤の整備は、浜松市で創業した住宅メーカーの一条工務店グループの寄付で行われており、寄付の額は300億円にのぼるということは全国的にも大きな話題となりました。

私自身も一条工務店で家を建てようと考えたことがあり、仮契約まで結びました。
参考記事
一条工務店と仮契約しながらも積水ハウスで家を建てた理由

東日本大震災直後の2012年春に、一条工務店の創業者大澄賢次郎氏が「地元に恩返しをしたい」と整備費の寄付を申し出たことが発端となり、2014年に本体工事の第1弾が着手されました。

工事着手から2年が経ち、2016年8月現在どんな状況になっているかとても気になったため、現地を訪れてみました。

遠州灘防潮堤の今

防潮堤①

私が訪れたのは、2016年7月24日に完成した篠原工区という場所です。

現在完成している篠原工区は、全長17.5kmのうち、本体工事の第1弾として2014年度に着手した約5キロ区間分になります。

北側に道路があるのですが、そちらは閉鎖されていますが、海側からは防潮堤に登ることがことができました。

防潮堤②

現在この防潮堤ののり面には、地元の幼稚園児や小学生が記念植樹したクロマツの苗木が植林されています。

防潮・木

こちらの写真がそのクロマツかどうかは分かりませんが、こうした苗木がいつか大きな木となり、さらなる防潮効果をもたらしてくれるのだと思います。

防潮堤・上道路

13mあると言われる防潮堤の上には、こうした道路が整備されていました。

写真でも確認してもらえるように、防潮堤のすぐ南側には海があります。
北側には、住宅・マンション・幼稚園・小学校が道を挟んですぐの場所にあるため、この防潮堤の存在意義の大きさを肌で感じることができました。

防潮堤・眺め

一条工務店防潮堤は浜松市民の「命の壁」

防潮堤効果

出典:47NEWSより
内閣府の有識者検討会が2012年3月にまとめた南海トラフ沿いの巨大地震の想定では、津波の最大高は14.8メートルと発表されました。

県内では33mにもなる津波が押し寄せる可能性のある地域もあり、死者数は約10万人以上(うち津波による死者数は約9万6000人)と算出されているのです。

このような大震災が起こる可能性が30年以内に70%とも言われている中、この防潮堤の果たす減災効果は非常に高く、早い完成が望まれています。ちなみに一条工務店の寄付が端を発したこの遠州灘防潮堤の完成は、目標を2020年3月までとしています。

実際に現地を訪れて感じたこと

防潮堤・階段

今回実際に防潮堤を訪れて感じたことは、普段の防災意識が非常に低かったということです。

県や市、地元企業、一部の市民が発信する情報も、意識しなければ耳に入ってこないのが現状です。

この防潮堤の他にも、避難タワーの建設、地震時に避難できる野球場の建設などなど地震対策を必死で自治体は行っています。

私が住む地域は比較的津波の被害が少ないと予想されていますが、東日本大震災や熊本地震の報道を見る限り、予想外の状況が起こる可能性はあります。

海岸線のすぐ脇にある住宅や学校を通りながら、防潮堤に向かいました。
海からの距離が非常に近く、車を走らせながら「もし今大地震が起こったら…」と考えてしまい、東日本大震災時の津波が襲い来るあの衝撃的な映像を思い浮かべたとき、強い恐怖を感じるとともに、地震対策の重要性を改めて痛感した次第であります。

家族の命を守ることはもとより、震災に負けない地域の発展を目指すには、「私のような一市民がどれほど高い意識を持てるかにかかっている。」そんな決意を持つことができたように思います。

一条工務店の寄付から動き出したこの遠州灘防潮堤を「自分たちの防潮堤」という意識を持つことの大切さを強く感じる現場視察となりました。
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